赤ちゃんにとってまず最初の運動は…
なんといってもうつ伏せです(^O^)

顔を持ち上げる為に首の筋力はもちろん
背筋などの筋力づくりに効果があります。
行なう場合は必ず保育者の管理のもとで
行なって下さいね。赤ちゃんが疲れて顔を伏せたら
上向きにしてあげて下さい。
また授乳後は吐くことがあるので避けて下さい。

頭をあげるのが上手になってきたら
今度はガラガラなど音の鳴るようなもので
赤ちゃんの正面より左右どちらかにずらした
ところで鳴らしながら呼んでみましょう。
音に反応し首も左右にふる練習になりますよ(^O^)

顔を持ち上げる時や首を振る時に合わせて
背中をさすってあげると力を入れる手助けになり
赤ちゃんも力が入れやすくなります。

まず赤ちゃん用のぬいぐるや安全な紐などで
赤ちゃんのほっぺに触れるようにしましょう。

話しかけながら行なうといいですよ(^O^)

赤ちゃんはそれを掴もうと手を動かします。
まだ掴む事は出来ないですが腕を動かし
ていたらをいっぱい褒めてあげて下さい(^O^)

そのうち自分の手足を認識して少しづつ
動かせるようになっていきます。
ひとりで遊んでいるときに自分の手を見つめて動かして
いたら「○○ちゃんのお手てだね」など話しかけてあげると
さらに効果的です。

さあ、ここからが本格的な「手」の運動です(^O^)
赤ちゃんの手の平をお母さんの指で触れるか
もしくはゆっくり押して行きます。

すると反射的にお母さんの指をギュッと握ってきます。
これは赤ちゃんが生まれつき備わっている
「把握反射」という働きです。
グーが握れたら今度は手の甲を手首まで
サーッとなでてあげましょう。
すると赤ちゃんは手を開きます。
これを繰り返して行なう事で手の筋肉を
刺激、自分の意思で動かせるようになります。
グーパーは5秒くらいずつ行なうと良いと思います。
またグーの時に親指を握る形にならないよう
注意してください。

仰向けのままで首を左右に

動かしてもらう首座り前の運動です。

目が見えるようになってきた赤ちゃんに
顔から20～30ｃｍくらい離して

赤ちゃんの興味を
引くモノを出します。

モノは何で良いですが色は赤か緑か青、
（光の3原色）の物を選んで下さい。
例えば

こんな赤いボールでもいいと思います。

それを赤ちゃんにじっくり見せましょう。
集中して見ているなと思ったらゆっくり

左右どちらかに動かしてみましょう。
頭を動かしながら目で追ってくると思います。

追って来ないようなら動かす速度が速すぎるかも
しれないのでもう少しゆっくり動かしてみてください。
頭を動かすことで自然に首の運動になります。
また左右に視界が広がる事で目に入ってくる情報も
多くなり色々な刺激が受けられようになります。

頻度は1回につき左右1～2回くらい行えば十分です。
次に行なう場合はしばらく経ってから行ないましょう(^O^)

光の三原色とは

青・赤・緑の三色を言います。
まだ視力の弱い赤ちゃんにも

認識しやすい色です。

なのでおもちゃなどを

選ぶ時もこの3色から

選んでいくと色々な面で

効果的です。

例えば、色を覚えさせる時も

赤ちゃんには認識しやすいので

この3色から覚えさると良いです。

ちなみに…

色の三原色（青・赤・黄）とは

違います。

写真は手作り積み木?です。

牛乳パックを利用して作ります。

赤ちゃんには大きさも丁度良い

ので大きい積み木感覚で遊んで

くれます。また３６の基本動作

「積む」の動作でも活躍してくれます。

3色の布テープは100均でも

売っていて簡単に出来るので

ぜひ作ってみて下さいね。

「おすわり」の練習です。

 2～3カ月くらいで首が座りはじめ頭が

 グラグラせず保てるようになります。
赤ちゃんの身体をしっかり支えてあげながら

 おすわりをさせてあげて下さい。

 まだ腰が安定していませんので
絶対に一人で座らせずしっかり

 支えてあげながらおこなって下さいね。
視界が広がり、さらに腹筋、背筋の強化

 になりますよ(^O^)

ちなみに首座りの条件は…
◎仰向けの状態から身体を引き起こすと首がついてくる。
◎縦抱っこの際、首をまっすぐに保てる。
◎腹ばいの状態で自力で首が上げられる。　　

です。

腹筋・背筋さらに首の運動に効果的です。

  寝転がっている赤ちゃんを

抱かかえる時と同じように

両手で背中からしっかり
抱えて少しだけ持ち上げます。
身体を反るようにして頭が

少しだけ床から離れるくらいでキープします。
持ち上ている時間は、

はじめはちょっとでOKです。
少しづつ長くきるようにしてみましょう(^O^)ｖ

前回の運動と同様にうつ伏せの赤ちゃんを
抱っこする時に少し床から離れたところで
止めるうつ向きでの抱え上げです。

赤ちゃんの胸辺りをしっかりささえて下さい。
不安定な抱え方だと赤ちゃんが怖がってします。

抱えた時に首がガクンとなるようなら
首がまだしっかりしていないので
頭が床から離れない範囲で行ってください。

この時もなにかしら赤ちゃんに
話しかけながら行うといいですよ。