全国のパーソナルジムで事故が増えているようですが…

お客様より、全国のパーソナルジムで

事故が増えているとテレビで特集していました。

と教えて頂きました。

 

近年、筋トレブーム的なものもあり、

独学ないし資格を取ってのめり込んでいる方も多くなりました。

 

その延長でパーソナルジムを経営される方も多いと感じています。

「自分自身がこれだけ筋トレやって来たし、知識も豊富だから人にも教えられる」

また資格も国家資格ではないので、簡単に始めやすい。

というのが、一番多い理由かなと思っています。

 

そこで、一番注意しないとイケないのは、

知識はあっても自分の身体と人の身体の違いが

ちゃんと理解出来ているか、です。

 

これまで多くのトレーナーやジムのインストラクターを

見ていて感じたのは、負荷設定の基準が「自分」に

なっているということです。

 

自分と比較してこの方だったらこの重さ。 なら良いのですが、

自分が出来るからこの人もこれくらい出来るだろう。

という自分を基準にした負荷を設定してしまうことでの

事故が非常に多いです。

 

テレビでも女性が怪我をしてしまうケースが

多いと言っていたそうなので、まさしく

これが原因だと推測できます。

 

女性のトレーナーならまだ感覚が近い事も

有るかもしれませんが、トレーナーが男性なら

女性と男性、特に筋トレをしている男性と

筋トレ経験の少ない女性では、差は歴然。

 

ジム選びはその辺を踏まえた上で

慎重に選んでみて下さいね。

 

 

 

また、これは余談ですが、知識があるがゆえに

よく動画を見てこれは違うとか、こんな動画

あげて意味があるの… などというコメントもよく見受けます。

特に↓のようなベンチプレス動画を上げると、

腰が浮いてる。パットを巻いてる。胸まで下せ。

デッドリフトは床から引け。等

のコメントが多くなります。

 

当ジムのyoutubeにも過去の動画にそんな

コメントがたくさん入ってます(+_+)

 

そうやってどうしても型にハマったものしか

正しくないという考えもジムでの怪我に

大きく関係しているように思います。

 

私的には、基本のフォームはあるにせよ

「意図をもって行なったトレーニングに間違いはない」

と考えています。

 

いずれにせよ、パーソナルジム選びには

トレーナーの「選手」経歴に踊らされず、

トレーナー業での実績や経験を

重視して選ぶことをお勧めします。