以前にも同じような記事を
書きましたが…
姿勢の乱れは大きく分けて
骨盤の前傾によるもと後傾に
よるものがほとんど。と
色々な記事やブログに書かれていますね。
そして
前傾=反り腰
後傾=猫背
さらには後傾で反り腰というのもある
的な事も書かれています。
あくまでも私の個人的な意見ですが、
この説明にはどうしても納得が出来ません。
少なくとも私が施術してきた中で
骨盤が後傾していた方はほとんどいません。
というかまずいません。
ちなみにHP内のスポーツ整体の説明にも
書いていますが、私の施術件数は
ざっと数えてものべ3万件以上です。
それだけの人の身体に触れさせて頂いて
来ましたが、残念ながら骨盤の後傾という方は
まずいませんでした。
反り腰の方も猫背の方もそのほとんどの方が過前傾です。
ちょっとここで骨盤の説明をします。
骨盤とは寛骨(腸骨、坐骨、恥骨)下の写真、水色の部分と
仙骨(青色)、尾骨(赤色)で構成してます。
これを1つとしてみたときに前傾か後傾は
尾骨の先端が後ろに向いていれば「前傾」
前方向に向いていれば「後傾」と言えます。
ちなみに下方向に向いている状態が「正しい姿勢」です。
骨盤だけをイメージしてほしいので
腰椎はモザイクにしてあります。
猫背の方は肩まわりや肋骨周辺に
焦点が集まるのでなかなか
骨盤まで写しているレントゲン写真などが
無いというのもありますが、
尾骨が前に向いているような写真も
私は見たことがありません。
ちょっと下向きかな、というくらいのが
あったくらいです。
そして仮に色々な記事やブログで書かれている
骨盤の後傾が起きている方がいたとします。
実際にこの姿勢を作って頂ければ
分かりますが、背中が丸まって
「猫背」の様にはなります。
ただこの時の肩の動きは
肩こりどころかいつもより
軽く感じて可動域も広がっているはずです。
でもこの姿勢は腹筋や腹圧の
強い方でないと維持すら厳しいです。
よく、この姿勢は高齢の方が多いとも
書かれています。
維持すら難しいこの姿勢を高齢の方が
無意識にとっているというのも考えずらく
ありませんか?
さらにいうならきついけどこの姿勢が
維持できるようになれば肩が軽くなり
可動域が広がります。 ????
ますます分からなくなりますね。
高齢の方に多い姿勢ですよ。
実際に当ジムではアスリートの方に
この姿勢が獲得できるように指導しています。
そして、当然姿勢が作れるようになると
可動域も広がり動きの軽さも実感されています。
アスリートだけでなく肩こりや腰痛の方も
後傾まではいかなくても後傾にするように
イメージして力を入れて頂くと姿勢が
改善して症状も緩和しています。
骨盤の後傾でおこる猫背と
肩こり首こりがおこる猫背は
姿勢だけをみると似ていますが全く別物です。
そこの区別がつかないと改善するものもしません。
あなたのトレーナーは正しくあなたの身体や
姿勢を把握されていますか??
以前のパーソナルで腰痛が余計に悪化した。
別のパーソナルを受けていたが
結局、手術をすることになった。等
そんなお悩みを抱えて当ジムに
お越し頂いた方も多くいらっしゃいます。
ちょっと気になった方は
ぜひ、お気軽にお問い合わせください(^^)/
ちなみ以前書いたお話は
と